人は何故、志を持つのだろうか
人は何故、志を持つのだろうか?
その問いへの問答を、このブログのはじめにしたい。
人は、他人の事など救えないと知っている。
例え恋人や、親子といえども、命は一人一人。
人は、自分以外の人間を救う事などできないと、本能的に分かっている。
出来るのはせいぜい、その不幸を悼み、一時涙することくらいしかできないと。
だから、だからこそ、志を持つべきだと自らに呼びかけるのではないだろうか。
目の前の不幸に対し涙を流すだけでなく、その前にいくらかでも、喜びを見出すことへの努力をしたという証を残すために。
その虚しさに、少しくらいの喜びを見出す人間が、この世には存在したって良いと思うから。